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自衛隊が令和6年度の災害派遣実績を公表 派遣件数は377件で4.6万人が活動 鳥インフル・急患輸送・林野火災に対応

  • 日本の防衛

2025-8-4 14:39

 防衛省 統合幕僚監部は令和7(2025)年7月31日(木)17時、令和6年度における自衛隊の災害派遣及び不発弾等処理実績を公表した。

 今回の発表によると、災害派遣の派遣件数は377件、総活動人員は延べ約46,000人。令和6年度に陸上において発見された不発弾等の処理件数は1,273件。海上における機雷の処理は実績なし、海上におけるその他の爆発性危険物の処理個数は1,249個だった。

 発表内容の全文と過去年度との比較なども行われたグラフ等の資料は下記の通り。

令和6年度における自衛隊の災害派遣及び不発弾等処理実績について

1 全般

 令和6年度の災害派遣の派遣件数は377件、総活動人員は延べ約46,000人でした。
 令和6年度は主に1風水害対応に係る災害派遣、2林野火災の消火に係る災害派遣、3鳥インフルエンザ対応に係る災害派遣、4急患輸送等を実施しました。
 また、令和6年度に陸上において発見された不発弾等の処理件数は1,273件(処理重量は約37.2トン)、海上における機雷の処理は実績なし、海上におけるその他の爆発性危険物の処理個数は1,249個(処理重量は約2.2トン)でした。

2 令和6年度の主要な災害派遣

(1)風水害対応に係る災害派遣
 大雨の影響による土砂災害が山形県、愛知県、石川県及び宮崎県において発生し、活動人員延べ約29,000人により、人命救助活動、輸送支援、給水支援、入浴支援及び道路啓開を実施しました。

(2)林野火災の消火に係る災害派遣
 林野火災の発生に際し、自治体により消火活動を実施するも鎮火に至らなかったものについて、活動人員延べ約8,800人により、空中消火活動を実施しました。

(3)鳥インフルエンザ対応に係る災害派遣
 岩手県、茨城県、千葉県、新潟県、愛知県及び島根県で発生した鳥インフルエンザに対し、活動人員延べ約6,500人により、鶏の殺処分支援を実施しました。

(4)急患輸送
 北海道、東京都、長崎県、鹿児島県、沖縄県等において、活動人員延べ約1,600人により、急患空輸を実施しました。

添付書類:令和6年度における自衛隊の災害派遣及び不発弾等処理実績について

資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部
資料出典:統合幕僚監部

(以上)

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