米国とイスラエルがイランを攻撃 在留邦人の安全確保に向けた動き(外務省、3月2日のまとめ)
- 日本の防衛
2026-3-3 09:12
米国とイスラエルによるイラン攻撃およびイランによる中東諸国への報復攻撃を受けて、外務省では在留日本人の安全を確保するための措置を講じている。令和8(2026)年3月2日(月)に外務省の公式サイトで発表された動きを、以下にまとめて転載する。

なお防衛省においては、小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)防衛大臣が3月1日の会見で「邦人輸送を迅速かつ的確に行うために、常に部隊を速やかに派遣する態勢」を整えていると述べている。
茂木外務大臣と中東諸国駐日大使との面会(外務省、3月2日)
3月2日、茂木敏充外務大臣は、現下の中東情勢を踏まえ、中東諸国の駐日大使又は代理と面会したところ、概要は以下のとおりです。
1 茂木大臣は、アラブ首長国連邦(UAE)、イラク、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、シリア、バーレーン及びヨルダンの大使又は代理と同時に面会し、イランによる攻撃によって各国で発生している被害に対してお見舞いを伝えました。また、我が国として現在のイランをめぐる地域情勢の悪化を深刻に懸念していること、また、イランによる核兵器開発は決して許されないというのが我が国の一貫した立場であることを伝えました。そして、我が国として、事態の早期沈静化のために必要なあらゆる外交努力を行っていく旨説明しました。あわせて、各国に滞在する邦人の安全確保への協力を求めました。
2 これに対し、各国大使又は代理からは、地域の平和と安定に向け、日本と引き続き緊密に連携していきたいとの反応がありました。
茂木大臣は、駐日イスラエル大使及び駐日イラン大使とそれぞれ個別に面会しました。
イスラエルに対しては、我が国としては現在のイランをめぐる地域情勢の悪化を深刻に懸念しており、事態の早期沈静化のために必要なあらゆる外交努力を行っていく旨説明しました。
イランに対しては、上記に加えて、イランによる核兵器開発は決して許されないというのが我が国の一貫した立場である旨伝達するとともに、周辺国への攻撃を含む地域を不安定化させる行動をやめるよう申し入れました。さらに、ホルムズ海峡の安全確保についても提起しました。
茂木大臣からは、両大使に対し、あわせて、両国に滞在する邦人の安全確保への協力を求めました。
イスラエル国からの陸路による邦人等の退避支援の実施について(外務省、3月2日)
1 3月2日21:13頃(現地時間同日15:13頃)、イスラエルからの出国を希望する日本人5名が、イスラエル国のテルアビブから隣国ヨルダンの首都アンマンに陸路で無事到着しました。
2 この退避は、在イスラエル日本国大使館及び在ヨルダン日本国大使館の支援によるものです。アンマンでは、在ヨルダン日本国大使館の医務官も支援に当たっています。
3 政府としては、今後も、状況の推移を見極めながら、邦人保護に万全を期してまいります。
中東地域の在外公館の連絡先(外務省、3月2日)
2月28日のイラン攻撃以降、中東地域の我が国在外公館は、安全に関わる現地の情勢や邦人のニーズを踏まえつつ、邦人保護に万全を期すべく努めております。
中東地域の在外公館の連絡先は以下のとおりですので、お困りのことや支援が必要なことがございましたら、以下の各公館連絡先までご連絡ください。
●在アラブ首長国連邦大使館
電話番号:+971-2 4435696
メールアドレス:embjpn@ab.mofa.go.jp
●在ドバイ総領事館
電話番号:+971-4 2055627
メールアドレス:ryouji@du.mofa.go.jp
●在イスラエル大使館
電話番号:+972-3 6957292
メールアドレス:ryouji@tl.mofa.go.jp
●在ラマッラ出張駐在官事務所
電話番号:+970-2 2983370/1
メールアドレス:info@rm.mofa.go.jp
●在イラク大使館
電話番号:+964-770 4942018
メールアドレス:embjp.ryoji.iraq@bd.mofa.go.jp
●在イラン大使館
電話番号:+98-21 22660710
メールアドレス:consular@th.mofa.go.jp
●在オマーン大使館
電話番号:+968-2 4601028
メールアドレス:embjapan@mc.mofa.go.jp
●在カタール大使館
電話番号:+974-4 4409000
メールアドレス:eojqatar@dh.mofa.go.jp
●在クウェート大使館
電話番号:+965-2 5309400
メールアドレス:consular@kw.mofa.go.jp
●在サウジアラビア大使館
電話番号:+966-11 4881100
メールアドレス:consular-sec@rd.mofa.go.jp
●在ジッタ総領事館
電話番号:+966-12 6670676
メールアドレス:cgjapan@je.mofa.go.jp
●在シリア大使館(2012年からレバノン大使館内に移転)
電話番号:+961-1 989751/2/3
メールアドレス:jpnemb@scs-net.org
●在バーレーン大使館
電話番号:+973-1 7716565
メールアドレス:nippon@bh.mofa.go.jp
●在ヨルダン大使館
電話番号:+962-6 5932005
メールアドレス:consular@am.mofa.go.jp
●在レバノン大使館
電話番号:+961-1 989751/2/3
メールアドレス:consular.section@bt.mofa.go.jp
(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 米国とイスラエルがイランを攻撃 首相官邸・外務省・防衛省の対応(2月28、3月1日のまとめ)
- 自衛隊、コブラ・ゴールド26に参加 在外邦人保護や落下傘降下を演練(1月31日~3月6日)
- 防衛装備庁が「ファストパス調達」資料を公開 スタートアップの技術を防衛装備品に迅速活用(2月27日)
- 米国とイスラエルがイランを攻撃 在留邦人の安全確保に向けた動き(外務省、3月2日のまとめ)
- 人事発令 令和8年2月26日付け、1佐職人事(陸自1名)
- ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 2月16日 防衛省まとめ
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 《ニュース解説》陸自の新型装輪装甲車「AMV XP」を知る
- 小泉防衛大臣がイラン情勢を受け臨時会見 対策本部の設置、NSC開催、邦人輸送への態勢など(3月1日深夜)
- 第4回 防衛力変革推進本部を開催 議題は「人的基盤強化」と「防衛生産・技術基盤」(2月19日)
- 自衛隊、コブラ・ゴールド26に参加 在外邦人保護や落下傘降下を演練(1月31日~3月6日)
- 防衛装備庁が「ファストパス調達」資料を公開 スタートアップの技術を防衛装備品に迅速活用(2月27日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 米国とイスラエルがイランを攻撃 首相官邸・外務省・防衛省の対応(2月28、3月1日のまとめ)
- 三菱電機ら7社参画の衛星コンステレーション事業契約、 防衛省が公表 総額2831億円
- ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 2月16日 防衛省まとめ
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 後編
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将補人事(陸自12名、海自13名、空自13名)
- 自衛官・防衛省職員らの給与アップ改正案を閣議決定、国会に提出(12月8日)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 人事発令 令和8年2月6日付け、将人事(陸自2名)
- 人事発令 令和8年2月16日付け、1佐人事(空自3名)
- 人事発令 令和8年2月4日付け、1佐人事(空自2名)
- レイセオンのドローン迎撃無人機「コヨーテ」が物理的手段を用いないドローン群の撃退に成功(2月11日)
- 3等空佐の懲戒処分を発表 職権濫用及び虚偽の行政文書作成(2月10日)
- 《特集》洋上防空の絶対解──E-2D アドバンスト・ホークアイ 後編
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和8年2月6日付け、将補人事(陸自1名)
- 防衛省、次期防衛衛星通信の整備事業を三菱電機と契約(2月6日)

