滑空段階迎撃用誘導弾GPIの開発を加速 ノースロップ・グラマン社が発表(4月17日)
- 日本の防衛
2026-4-20 13:05
アメリカ航空宇宙・防衛大手のノースロップ・グラマン社は2026年4月15日(現地時間)、日米で共同開発するGPI(滑空段階迎撃用誘導弾)についてプレスリリースを公表し、2年前倒しで進めている開発をさらに加速して2028年までの初期設計審査到達を目指しているとした。
公表内容の和訳はこちらのとおり。
ノースロップ・グラマン、GPI(滑空段階迎撃用誘導弾)開発を加速
アリゾナ州チャンドラー – 2026年4月15日 ─ ノースロップ・グラマン(NYSE:NOC)は、増大する極超音速ミサイルの脅威に対応するため、GPI(滑空段階迎撃用誘導弾)の開発を2年前倒しで加速しています。本プログラムは米ミサイル防衛庁(MDA)の資金提供により進められており、2028年までに初期設計審査(Preliminary Design Review)に到達することを目標としています。これは米国の多層型ミサイル防衛戦略における重要な要素であり、極超音速兵器に対抗する初の能力を提供することを目的としています。
契約の一環として、ノースロップ・グラマンのチームは以下の取り組みを実施します。
▪システム設計のリスク低減と改良のための重要な飛行試験の実施
▪多様な任務の能力を拡大し、戦闘部隊にとっての有効性とコスト効率性の向上
▪将来の国家防衛アーキテクチャへの円滑な統合を見据えた新たな発射戦略の検討

専門家のコメント
ノースロップ・グラマンのローンチ・エクスプロレーション部門バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーのウェンディ・ウィリアムズは次のように述べています。「ノースロップ・グラマンは、極超音速脅威に対抗する初の対抗手段を迅速に開発・提供するため、開発プロセスの効率化とスピード向上に取り組んでいます。今回の契約は、ミサイル防衛技術の重要性を改めて示すものであり、ノースロップ・グラマンがその能力を独自に提供できるのです。」
プログラムの詳細
チームは現在、厳格な試験を通じてGPIの設計を継続的に検証しています。これには、極端な温度環境を想定したシミュレーションや、段間分離システムの試験などが含まれます。また、エンジニアはイージス・ウェポン・システムとのモデル統合を進めており、MDAのミサイル防衛アーキテクチャ全体とのシームレスな相互運用性を確保し、地域的な極超音速脅威に対抗できる体制を構築しています。
さらに、ノースロップ・グラマンは、MDAおよび日本の防衛省とのパートナーシップのもとで進められているGPI共同開発プログラムにおいて、グローバルな安全保障を強化するための協力関係を引き続き推進していきます。
ノースロップ・グラマンについて
ノースロップ・グラマンは、航空宇宙と防衛技術分野におけるグローバルなリーディングカンパニーです。時代を切り拓く弊社のソリューションは、カスタマーが世界と繋がり、また世界を守るために必要な能力を提供し、人類の探究の境界を広げています。カスタマーの最も困難な問題を解決するという共通の目的を原動力として、弊社の従業員は可能性の限界に日々挑戦しています。
(以上)
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