日本の防衛と安全保障の今を伝える
[Jディフェンスニュース]

site search

menu

Jディフェンスニュース

JA2024速報──レオナルド[W4-054]、三井物産エアロスペース[W1-105]、エアロファシリティー航空機事業部[W4-053]

  • その他

2024-10-19 07:31

2024年10月16日から19日まで開催される「2024国際航空宇宙展」(JA2024)。主要出展ブースの展示内容を、短い記事にまとめてお届けしよう。井上孝司 INOUE Koji

レオナルドのブースでは大画面のディスプレイを2台用意し、イメージ映像を流していた 写真:井上孝司

 レオナルドはイタリアを拠点とする総合航空・防衛企業だ。日英伊で共同開発する次期戦闘機プログラム(GCAP)の、イタリア代表企業でもある。

 GCAPについては日英伊が共同で運営する別ブースがあり、そこで紹介している。そのためレオナルドのブースでは、てっきり航空自衛隊の次期練習機を狙って大々的にアピールしてくるかと思ったら、同社のM-346高等練習機は、壁に描かれたイラストと、イメージ映像の放映ぐらいにとどまっている。

 一方、日本で結構な数が使われている同社のヘリコプター、AWシリーズについては、三井物産エアロスペースに任せていたようで、3機種(AW169、AW139、AW189)の模型展示が行われていた。

 新たに売り込み中で、従来のAWシリーズとは一線を画するコプターAW09については、レオナルドと隣接するエアロファシリティー航空機事業部のブースにおいて、キャビンのモックアップの展示を行っていた。※10/19 公開後に訂正しました。×ローターを外した実機 ○モックアップ

こちらは三井物産エアロスペースのブースにあった3つの模型のひとつ、AW169 写真:井上孝司
エアロファシリティー航空機事業部のブースでは、AW09のキャビンのモックアップを展示した 写真:編集部
井上孝司INOUE Koji

1966年7月生まれ、静岡県出身。1999年にマイクロソフト株式会社(当時)を退社してフリーライターに。現在は航空・鉄道・軍事関連の執筆を手掛けるが、当初はIT系の著述を行っていた関係でメカ・システム関連に強い。『戦うコンピュータ(V)3』『現代ミリタリーのゲームチェンジャー』(潮書房光人新社)、『F-35とステルス』『作戦指揮とAI』『軍用レーダー』(イカロス出版、わかりやすい防衛テクノロジー・シリーズ)など、著書・共著多数。『Jウイング』『新幹線エクスプローラ』『軍事研究』など定期誌や「マイナビニュース」「トラベルウォッチ」などのWEBメディアにも寄稿多数。

bnrname
bnrname

pagetop