イタリア海軍哨戒艦「モンテクッコリ」、北朝鮮の「瀬取り」監視を実施(8月下旬〜9月上旬)
- 防衛省関連
2024-9-11 11:41
防衛省は令和6(2024)年9月9日(月)17時、北朝鮮籍船舶の違法な海上活動に対してイタリアが実施する警戒監視活動の概要と、その取り組みに歓迎を示す内容を発表した。
イタリア海軍が北朝鮮の「瀬取り」監視を行ったのは、今回が初めて。
発表内容は以下の通り。
「瀬取り」に対する関係国による警戒監視活動(令和6年9月9日更新)
北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対するイタリアによる警戒監視活動について
1 国連安保理決議により禁止されている北朝鮮籍船舶の「瀬取り」を含む違法な海上活動に対して、イタリア海軍哨戒艦「モンテクッコリ」が、8月下旬から9月上旬までの間、我が国周辺海域において、同国として初めてとなる警戒監視活動を行いました。
2 我が国としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での全ての大量破壊兵器及びあらゆる射程の弾道ミサイルの廃棄の実現に向け、国際社会が一致団結して、国連安保理決議の実効性確保に取り組んでいく観点から、こうした取組を歓迎します。
3 防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集をしており、イタリアを含む関係国及び関係国際機関と緊密に協力を行ってまいります。
(以上)
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