北朝鮮の弾道ミサイル発射を受け、G7とEUが緊急声明(11月5日)
- 日本の防衛
2024-11-8 12:08
外務省は令和6(2024)年11月5日(火)、10月31日(木)の北朝鮮による弾道ミサイルの発射に対して、G7(フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ)外相とEU上級代表が緊急声明を出したことを、公式サイト上で公表した。
発表内容はこちらのとおり。
北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射に対しG7外相が声明発表
11月5日(日本時間)、G7外相は、標記声明を発出しました。
(声明仮訳)
我々、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、英国及び米国のG7外相並びにEU上級代表は、弾道ミサイル技術を使用した他の発射に続く、北朝鮮による10月31日(現地時間)の大陸間弾道ミサイル発射を最も強い言葉で非難する。我々は、北朝鮮が再び、北朝鮮の人々の福祉よりも不法な大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画を優先することを選んだことに遺憾の意を表明する。
北朝鮮は、不法な核及び弾道ミサイル能力を強化し、安定を損なう活動をエスカレートさせ続けている。我々は、朝鮮半島の完全な非核化を改めて求め、北朝鮮が、全ての関連する国連安保理決議に従って、完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法で、全ての核兵器及び既存の核計画並びにその他の大量破壊兵器及び弾道ミサイル計画を放棄するよう要求する。我々は、国連安保理理事国に対し、自らのコミットメントを遂行するよう強く求め、全ての国連加盟国に対し、関連する国連安保理決議を完全かつ効果的に履行するよう求める。
G7は引き続き、朝鮮半島の平和及び安定という目標に向け、全ての関係するパートナーと協働し、自由で開かれた、ルールに基づく国際秩序を堅持することにコミットしている。
(参考)別添
北朝鮮による大陸間弾道ミサイルの発射に関するG7外相声明(英文)(PDF)
(以上)
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