防衛省、日本製鉄呉地区跡地の取得へ 複合防衛拠点整備に向け基本合意
- 日本の防衛
2025-8-4 13:52
防衛省は令和7(2025)年7月31日(木)15時、日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区跡地の売買契約締結に向けた基本的事項の合意を以下のように発表した。
日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区跡地の売買契約締結に向けた基本的事項の合意について
・呉地区における多機能な複合防衛拠点の整備については、本年3月31日、広島県、呉市、防衛省及び日本製鉄(株)との協議において、防衛省からゾーニングをお示しした。防衛省としては、多機能な複合防衛拠点を整備することが、防衛力整備計画等に基づく防衛力の抜本的強化の実現につながるという安全保障上の意義があると考えている。
・防衛省と日本製鉄(株)は、これまで、日本製鉄(株)瀬戸内製鉄所呉地区跡地(以下、「本件土地」という。)の有効な利活用が地元にも裨益することに鑑み、本件土地の売買に向け、精力的に諸条件の協議を進めてきたところ、本日、本件土地の売買契約締結に向けた基本的事項の合意に至った。今後、防衛省と日本製鉄(株)との間で、契約締結に向けた交渉を加速していく。
・また、同日、防衛省においては、防衛事務次官を長とする「多機能な複合防衛拠点整備推進委員会」を設置した。今後、本委員会の下で、機能検討、地元調整・用地取得、施設整備、民間誘致等について一体として推進していくとともに、令和8年度概算要求において、本件土地の早期取得に向けて必要な経費を要求するべく、精力的に検討を行っていく。
(以上)
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 防衛省関係者956名が受章:第45回危険業務従事者叙勲(令和7年10月11日)
- ロシア軍によるウクライナ侵略の状況 10月10日 防衛省まとめ
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 自衛隊統合演習、10月20日から全国規模で実施へ 日米豪も参加
- 中谷防衛大臣が記者会見 ウクライナ支援や特殊作戦団新編に言及(10月10日)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 東京都八丈町で台風被害 陸・海・空自衛隊が災害派遣出動(10月10日・続報)
- 海上自衛隊、令和7年8月における逮捕・送致の実績を公開(10月10日)
- 陸上自衛隊、令和7年8月における逮捕・送致の実績を公開(10月10日)
- 航空自衛隊、令和7年8月における逮捕・送致の実績を公開(10月10日)
- 防衛省関係者956名が受章:第45回危険業務従事者叙勲(令和7年10月11日)
- 人事発令 10月8日付け、1佐人事(空自6名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 自衛隊統合演習、10月20日から全国規模で実施へ 日米豪も参加
- 《特集》トヨタ・ランクルが自衛隊の装甲車に? 陸自・軽装甲機動車の後継をめぐる新たな展開
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将人事(陸自7名、海自5名、空自7名)
- 人事発令 8月1日付け、1佐職人事(陸自191名、海自56名、空自34名)
- 人事発令 10月1日付け、1佐人事(陸自11名、空自6名)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 《特集》トヨタ・ランクルが自衛隊の装甲車に? 陸自・軽装甲機動車の後継をめぐる新たな展開
- 《ニュース解説》陸自の新型装輪装甲車「AMV XP」を知る
- 防衛省関係者956名が受章:第45回危険業務従事者叙勲(令和7年10月11日)
- 《レポート》それは“動く英国大使館” ──空母「プリンス・オブ・ウェールズ」の東京寄港
- 《ニュース解説》陸自・軽装甲機動車の後継をめぐる新たな展開 本命は国産SUV?
- 人事発令 令和7年8月1日付け、将補人事(陸自36名、海自11名、空自20名)
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 人事発令 10月8日付け、1佐人事(空自6名)
- 《特集》「世界陸上2025」で東京上空を飛ぶブルーインパルス どこで見る? どこで撮る?
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論