南雲統合作戦司令官ら、ノルウェー王国の各司令官と懇談(8月19日・20日)
- 日本の防衛
2025-8-22 10:00
防衛省 統合作戦司令部、海上自衛隊、航空自衛隊は令和7(2025)年8月19(火)・20日(水)、来日したノルウェー王国の各司令官らとの懇談についてそれぞれ以下のように発表した。
なお、懇談は統合作戦司令官 南雲 憲一郎(なぐも・けんいちろう)空将とノルウェー統合作戦司令官 ルーン・アンデルセン海軍中将、海上幕僚長 齋藤 聡(さいとう・あきら)海将とノルウェー海軍司令官 ベールダール少将、航空幕僚副長 門間正仁(もんま・まさひと)空将とノルウェー国防軍司令官 エイリーク・クリストファーセン陸軍大将等との間で行われた。
各概要を以下に転載する。
ノルウェー統合作戦司令官との懇談について(統合作戦司令部)
8月19日、統合作戦司令官は、来日したルーン・アンデルセン(海軍中将)ノルウェー統合作戦司令官(VADM Rune Andersen, Chief of the Norwegian Joint Headquarters)と統合作戦司令部において懇談を行いました。統合作戦司令官は、ノルウェーのフリゲート艦「ロアール・アムンセン」が英国空母打撃群(CSG)の一員として、インド太平洋地域に初めて派遣され、さらに日本へ初寄港したことを歓迎しました。
ノルウェーは、わが国と長い友好の歴史を有する価値や原則を共有する戦略的パートナーであり、2023年に日本とノルウェーとの間の戦略的パートナーシップを表明しています。また、わが国は、F-35A戦闘機に搭載するスタンド・オフ・ミサイルであるJSM(Joint Strike Missile) をノルウェーから取得しています。近年、両国間の防衛協力・交流は極めて活発に進展しており、本年3月に発足した統合作戦司令部もその重要性を認識し、本年6月には統合作戦司令官とノルウェー統合作戦司令官が初のVTCによる懇談を行いました。
現在、ノルウェー海軍が英空母打撃群(CSG25)の一員としてわが国を含むインド太平洋地域に展開する「Operation HIGHMAST」に参加していることは、ノルウェーがインド太平洋地域を重視していることの表れです。
両司令官は、両国を取り巻く地域の情勢認識を共有するとともに、欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障が不可分であり、NATOと日本を含むインド太平洋地域のパートナーとの間の連携強化の重要性を強調しました。また、今後の日ノルウェー防衛協力・交流の推進について意見交換を行い、引き続き、緊密に連携していくことを確認しました。
統合作戦司令部は、ノルウェーを始めとした同盟国・同志国と更なる連携強化を図り、抑止力及び対処力を一層強化してまいります。
(以上)
ノルウェー海軍司令官来省(海上自衛隊)
日付
令和7年8月19日(火)
内容
齋藤海上幕僚長は、ノルウェー海軍司令官ベールダール少将の表敬を受けました。
懇談では、今年、日諾外交関係樹立120周年を迎えたことに触れ、戦略的パートナーとして、自由で開かれたインド太平洋(FOIP)の実現に向けて、海軍種間協力の重要性について認識を共有しました。
ノルウェー国防軍司令官との懇談について(航空自衛隊)
8月20日、航空幕僚副長門間 正仁空将はノルウェー国防軍司令官エイリーク・クリストファーセン陸軍大将等と懇談を実施しました。懇談の中で、門間空将は、ノルウェー海軍・フリゲート艦「ロアール・アムンセン」のインド太平洋地域への初展開を歓迎しました。本展開はインド太平洋地域の平和と安定に貢献するとい うノルウェーの コミットメント を示すものであり、今後も日・ノルウェー安全保障・防衛協力を一層強化していくとの認識を国防軍司令官等と共有しました。
航空自衛隊は今後とも、「欧州・大西洋とインド太平洋の安全保障は相互に連関している」との考えの下、基本的価値と戦略的利益を共有するノルウェーとともに「自由で開かれたインド太平洋」の実現に貢献してまいります。
(以上)
◎下の[次の記事][前の記事]ボタンで、日本の防衛に関するニュース記事を次々にご覧いただけます。
Ranking読まれている記事
- 24時間
- 1週間
- 1ヶ月
- 《特集》護衛艦「もがみ」型の機雷戦── 海外での掃海任務にも速やかに対応できる
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 《特集》5つの艦種で構成される海自の主力艦 基礎から分かる「護衛艦」概論
- 《特集》「もがみ」型護衛艦とは? オーストラリア海軍の新型フリゲートに能力向上型が選定
- 防衛省関係者960名が受章 第46回危険業務従事者叙勲(令和8年4月11日)
- 人事発令 令和8年3月23日付け、将補人事(陸自26名、海自20名、空自11名)
- 防衛省、第10回処遇・給与部会を3月13日に開催 自衛官俸給表に関する資料を公表
- 人事発令 令和7年8月1日付け、1佐職人事(陸自196名、海自60名、空自62名)
- 《寄稿》イラン革命防衛隊の “日本製ミサイル艇” —— 監視艇「つばさ」の数奇な運命
- 人事発令 令和7年12月16日付け、将人事(陸自4名、海自4名、空自3名)
- 《寄稿》イラン革命防衛隊の “日本製ミサイル艇” —— 監視艇「つばさ」の数奇な運命
- 《特集》護衛艦「もがみ」型の機雷戦── 海外での掃海任務にも速やかに対応できる
- 防衛省関係者960名が受章 第46回危険業務従事者叙勲(令和8年4月11日)
- 《解説》陸自の空中火力を変える「多用途UAV」──令和8年度防衛予算で調達か?
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 人事発令 4月7日付け1佐職人事(陸自1名)、8日付け1佐人事(陸自3名、海自1名、空自4名)
- 森田空幕長が記者会見 「航空宇宙自衛隊」への改編と日蘭訓練の手応え(4月7日)
- 令和8年度予算が成立 防衛省・自衛隊 公式サイトで防衛予算の概要を公表(4月8日)
- 人事発令 令和8年3月23日付け、将補人事(陸自26名、海自20名、空自11名)
- [国会答弁]防衛省・自衛隊の制服着用に関する質問答弁を公開
- 《寄稿》イラン革命防衛隊の “日本製ミサイル艇” —— 監視艇「つばさ」の数奇な運命
- カナダ空軍哨戒機が北朝鮮籍船舶の「瀬取り」に対する警戒監視活動を3月下旬~4月上旬に実施
- 人事発令 4月1日付け、1佐職人事(陸自5名、海自9名、空自26名)
- 人事発令 3月17日・18日・19日付け、1佐職人事(海自12名、空自1名)
- ニュージーランド空軍哨戒機が北朝鮮籍船舶の「瀬取り」に対する警戒監視活動を3月下旬~4月中旬に実施(3月25日)
- 森田空幕長が記者会見 F-35A用対艦・対地ミサイル「JSM」納入など(3月17日)
- 人事発令 4月7日付け1佐職人事(陸自1名)、8日付け1佐人事(陸自3名、海自1名、空自4名)
- 自衛隊が管理職隊員の再就職状況 (令和7年10〜12月分) を公表(3月24日)
- 航空自衛隊がブルーインパルスの2026年度展示飛行スケジュールを発表(3月3日)
- 人事発令 4月2日付け、1佐人事(空自1名、陸自3名)








